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あと何回、親に会えるんだろう。年に1回の帰省を「いつか」で終わらせないために

2026年10月4日 · Gifcon編集部

あと何回、親に会えるんだろう。年に1回の帰省を「いつか」で終わらせないために

年に1回会うとして、これから10年なら10回、5年なら5回。親と過ごす時間は、思っているより少ないかもしれません。残りの回数をきっかけに、次に会う約束や、気持ちを届ける贈り物を考えてみませんか。

「また今度、帰るね」

そう言って電話を切ってから、何か月が過ぎただろう。仕事が忙しい。子どもの予定がある。実家が遠い。理由はどれも本当で、気がつけば親に会うのはお正月の年1回だけになっている。

でも、ふと考えてみてほしい。その「年1回」は、あと何回あるのだろう。

10年あっても、年に1回なら「あと10回」

ここで、ひとつだけ計算してみよう。これから親と会える期間を、仮に10年と置く。年に1回会うなら10回。5年と置けば5回。2年に1回なら、10年あっても5回しかない。

「あと10年」と聞くと長く感じる。でも「あと10回、一緒にご飯を食べられる」と聞くと、急に短く感じないだろうか。

会う頻度これから5年間ならこれから10年間なら
2年に1回2〜3回5回
年に1回5回10回
年に2回10回20回
3か月に1回20回40回
月に1回60回120回

これは「会う頻度 × 仮に置いた年数」という単純な計算で、誰かの余命を予測した数字ではない。実際に会える期間も回数も、健康や距離、暮らしの事情で変わる。2年に1回の5年間は、会う時期によって2〜3回になる。

ただ、気づいておきたいことはある。時間が残っていることと、一緒に過ごせる機会がたくさんあることは、同じではない。

「いつか」の間にも、一緒にできることは変わっていく

以前は駅まで迎えに来てくれた親が、長い運転を控えるようになる。家族旅行を楽しんでいた親が、遠出より近所の散歩を好むようになる。会うたびに、少しずつ変わることがある。

もちろん、年齢だけでできることが決まるわけではない。それでも、「元気なうちに一緒に行こう」と思っている場所があるなら、予定を先延ばしにし続ける理由はないかもしれない。

来年も、同じように出かけられるとは限らない。親の体調だけでなく、自分の仕事や暮らしも変わる。「落ち着いたら」は、気づかないうちに何年も先になってしまう。

あと1回、会う機会を増やせないだろうか

毎月帰省する必要はない。無理な約束をする必要もない。まずは、今の年1回を年2回にできないか考えてみよう。仮にこれから10年間続けば、会う機会は10回から20回になる。

  • 誕生日の前後に、一緒に昼ご飯を食べる。
  • 母の日や父の日に、短い時間でも顔を見に行く。
  • 帰省の帰り際に、「次は○月ごろ」と次の約束をする。
  • 遠方なら、旅行や出張の予定に帰省を組み合わせられないか考える。

立派な親孝行でなくてもいい。同じテーブルでお茶を飲む。昔の写真を見る。「最近、どう?」と聞く。その何気ない時間こそ、あとから大切に思い出す時間になるかもしれない。

会えないときは、「気にかけている」を届けよう

遠くに住んでいる、休みが合わない、介護や育児で動けない。直接会うことが難しいときもある。会えない自分を責める必要はない。

電話やビデオ通話、短いメッセージ、手紙。それも、親とつながる時間だ。直接会う回数とは別に、会話をする機会を増やすことはできる。

贈り物も、気持ちを届けるひとつの方法。好きなお茶や、少量のお菓子、季節の花に「今度、一緒に食べようね」と一言を添える。高価なものより、相手の今の暮らしを思って選んだものが合うこともある。

  • 好みだけでなく、食事制限や苦手なものも確認する。
  • 量や重さ、保管場所など、受け取りの負担を考える。
  • 配達前に一言伝えて、受け取れる日時を確認する。
  • お返しを気にさせたくなければ、「お返しはいらないよ」と添える。

贈り物を買わなければ大切にしていない、ということではない。声を聞かせるだけでいい日もある。自分にも相手にも負担の少ない形で、思っていることを伝えてみよう。

誕生日だけでなく、会うきっかけを予定に入れる

「覚えているつもり」でも、忙しい毎日の中では記念日が過ぎてしまうことがある。お母さんの誕生日だけ登録しているなら、母の日も。お父さんなら父の日、祖父母なら敬老の日も、連絡したり会ったりするきっかけになる。

すべての日に贈り物を用意する必要はない。「この日は電話する」「この週末は会いに行けるか相談する」と決めるだけでも、漠然とした「いつか」が具体的な予定に変わる。

Gifconでは相手の好みやイベントを登録できる。贈り物を考えるきっかけとして使いながら、会う予定はカレンダーにも入れておこう。

相手・イベントを確認する →

選び方に迷ったら、ギフトガイドの記事一覧で「母の日」「父の日」「敬老の日」や「誕生日」の記事を探してみてほしい。

今日できることを、ひとつだけ

「あと何回会えるか」の正確な答えは、誰にもわからない。だからこそ、次に会える日を当たり前だと思わずにいたい。

この記事を読み終えたら、ひとつだけ動いてみよう。

  • 「最近どう?」とメッセージを送る。
  • 5分だけ電話をする。
  • 次に会う候補日を、ひとつ聞いてみる。
  • 相手の好きなものを思い出し、小さな贈り物を考える。

家族との関係や事情は、人それぞれだ。つらい関係なら無理に会ったり連絡したりする必要はない。あなたが大切にしたいと思う相手と、安心してできる形を選んでほしい。

「もっと会っておけばよかった」と思う前に。「いつか」ではなく、次の1回を。

会える時間を大事にするのは、まだ会える今だからこそできることだ。